日本の正式伝統作法 完全習得講座

至高の和・作法を学び、自信を持って誇れる自分になるために

「マナー・作法は思いやり」と良く云われます。

もちろん、その通りですが、それだけではないのです。マナー・作法は国や民族によって違います。国の歴史や思想に基づいているからです。

  明治維新で開国してから日本は、西欧文化を受け入れ、しきたりやマナー・作法も大きく変わりました。しかし、日本は世界で最も長い歴史を持つ国です。長い歴史に培われたしきたりや礼儀作法があります。それらには「型」があります。その「型」には全て意味があるのです。身体に「型」を覚えさせ、意味を知る。それを完全に習得するには、日本の歴史も知る必要があります。そのためにはある程度時間がかかります。

この完全習得講座は一年を1サイクルとして、作法を含めた和のことを学んでいただきます。

 

 単なるマナーの真似ごとではなく、本当の真実の、そして至高の和・作法を習得できます。あなたの心身に深く落とし込んだ和・作法は精神性を高め、まことの自信と誇りを与えてくれ、日々、人生を豊かに彩ってくれるでしょう。 



第1回

■歴史と作法の関係性、および基本動作を学ぶ

・作法を学ぶにあたって

・日本という国について

・日本人の考え方

・立ち方、座り方

・正しいお辞儀

 

 ご自身が生まれ暮らす国のことを知ってもらいます。

それは作法はもちろん、生き方にも影響するからです。

第1回目で学んだ基本動作は、全ての回でお稽古します。 



第2回

■年中行事と儀式の作法について学ぶ

・年中行事とは何か。

・慶事のマナー

・色と作法の関わり

 

日本には様々な年中行事があります。それらの概略を知っていただきます。また、多くの儀式が行われますが、第2回目では慶事の大まかな知識をお伝えします。



第3回

■食について学ぶ

・各国の食の歴史

・洋食と和食

・食事のマナー~基礎~

 

「食べる」ということは、生きていくことに欠かせません。

食事のマナーとともに「食の歴史にも触れていただきます・



第4回

■日本人の働く精神と職場での作法

・日本が誇る技術

・主従関係

・ビジネスマナー基礎編

 

日本人の「働き方」はどのように変わってきたのでしょうか。

100年以上続いている会社が、世界で最も多く存在するのは日本です。「働く」ということを考えながら、ビジネスマナーの基礎を身につけましょう。



第5回

■着物とドレスの成り立ち、TPO

・着物は男女平等

・和装と洋装の違い

・和装と洋装の格

・着物の歴史とエピソード

 

世界中の女性の憧れである着物。着物を纏ったとき、日本女性で良かったと思えます。ただ、何にも「型」があります。

着物には着物の、洋服には洋服の。個性を生かすためにもまず「型」を学びましょう。 



第6回

■着物の着方(浴衣編)と物の受け渡し

・浴衣の着方

・浴衣での帯

・大きいもの、書類を渡す所作

・小さいもの、ペンなどを渡す所作

 

昔の日本女性は全員が自分で着物を着ることができました。

現代でも、浴衣だけでも自分で着ることができたら良いですよね。浴衣を着て、物の受け渡しを練習してみましょう。



第7回

■コミニュケーションの民族性と訪問の作法

・人との関わり方

・農耕民族の長所と短所

・玄関での所作

・手土産の渡し方

 

他人への接し方は、お国柄が色濃く出ます。先人たちの考え方を踏まえて、現代にふさわしいマナーを考えていきましょう。 



第8回

■伝達のマナーと和の言葉について学ぶ

・手紙と葉書の違い

・手紙の変遷

・正しい敬語の使い方

・大和言葉とは

・言霊について

 

日本語は美しい言葉です。正しく日本語を使うことができる

と、評価が上がるだけでなく、自分自身も内面から美しくなれます。



第9回

■公共のマナーと五節句

・乗り物のマナー

・集会、パーティーでの振る舞い

・お人との距離

・五節供とは

 

職場だけでなく、社会に出ると様々な職業、年齢の方と接します。その人たちとの接し方を学び実践することで、交友関係が広がるでしょう。

先人から受け継がれてきた節供の慣習。その意味を知り、歴史が育んできた想いに触れましょう。



第10回

■贈答の作法と、包むについて

・いろいろな贈答

・贈答のルール今と昔

・風呂敷の使い方

・袱紗のいろいろ

 

贈答のありかたも随分変わってきました。贈答には必要な包装紙と風呂敷。日本は包文化です。

昔の贈答に込められた心に触れ、私たちが生きる時代に贈答について考えてみましょう。

おしゃれな風呂敷の活用方法も身につきます。 



第11回

■日本料理の作法と歴史を知る

・日本料理の歴史

・懐石と会席の違い

・節供と食

・外国の料理との融合

・日本料理の作法

 

日本料理には長い歴史があり、現代では世界中でヘルシーさと味の奥深さに称賛を受けています。

お箸の扱いなどを綺麗に行うことでご自身への信頼も増すことでしょう。



第12回

■お正月と先祖供養

・お正月とは何か

・何故「おめでとう」と言うのか

・年末から年始の行事

・先祖供養との関係性

 

日本にとっては一年中で最も大事な行事、お正月。

お正月にはなぜ「おめでとう」と言い合うのでしょう。

お正月について深く知り、昔から大切にされてきた「ハレ」と「ケ」について学びましょう。それらは心を、そして人生を豊かにしてくれます。



日本の正式伝統作法 完全習得講座

月に2回一年間で和・作法の伝道師になることも夢ではありません。

<講座価格詳細>

1回講座:2時間¥7000 

期間:1年間(24回)

価格:168,000

(一括お支払いの場合:150,000)

12回で基本、さらに12回で繰り返しお稽古を重ね、深くしっかり体と精神に覚えさせます。

計24回で和の文化および作法の根本を習得することが可能です。

24回講座終了後、日本の正式伝統作法 完全習得講座 修了証書を発行いたします。



四季がめぐってくる日本。

自然と共生して季節感を大事に暮らしてきた私たちのご先祖様。

感性豊かな祖国のお話も取り入れ、楽しく学んでいただけると自負しています。それらを知ることで、祖国に誇りを持ち、祖先を敬うようになり、よりご自身の生も愛することができ、強く優しい精神を抱くことができると確信しております。

 

上記は第1回~第12回までのプログラムです。

マナー、作法は身体で覚えていただくために、基本動作は毎回行います。

しきたりや慣習は、その背景・歴史もお伝えして、そこに込められた「想い」を理解することの大切さを知っていただきたい。

長い歳月をかけても受け継がれていることは必ず意味があります。

第13回~第24回は、第1回~第12回までの復習とより深い知識を学んでいただきます。


短期講座もご用意しております。